みなさま、こんにちは。
2024年4月26日運行開始!話題の「特急かんぱち・いちろく」に乗車してきました!!
テーマは、”ゆふ高原線の食、人、文化に親しむ 新しい列車の旅のカタチ。”
地もの・旬ものを使ったお食事や地元の方々の「おもてなし」など、旅の醍醐味が味わえる5時間。
〈運行ルート〉博多→由布院・大分・別府を月・水・土曜日に走る「特急かんぱち」、
〈運行ルート〉別府・大分・由布院→久留米・博多を火・金・日曜日に走る「特急いちろく」。
それぞれの列車では”福岡大分の名店が旅を彩る日替わりのお食事”や”おもてなし駅”など何度乗っても楽しめるようになってます。
それでは、レポートしていきます。今回は、別府→博多、火曜日ルートの「特急いちろく」に乗車しました。
まずは、入線。あいにくの雨でしたが、黒艶のボディがスタイリッシュでした。
横の車体にはゆふ高原線の路線図をモチーフにしたゴールドラインと駅名によるエッジラインが描かれています。
各車両の形式は1号車2R(2人のロマンスカー)-16(衛藤一六)、2号車2R-80(杉のテーブルが約8メートル)、
3号車2R-38(麻生観八が八鹿酒造の3代目)の意味が込められているとのこと。
入り口ではクルーがお出迎えしてくださっています。
さあ、車内へ入って行きましょう!
1号車は、「別府・大分」がテーマ。大分・別府の風景や竹細工をモチーフにした暖簾などがあります。
長めのソファ席で最大3名まで並んで座れます。他に最大6名まで対応のBOX席や畳個室もあります。
テーマカラーである”赤茶”が映えていて温かみがあります。
2号車は、「由布院・日田」がテーマ。
共有ラウンジとなっていて樹齢約250年全長7.88mの杉の1枚板カウンターが圧巻!
また日田の低霧をイメージした天井が落ち着きと洗練された雰囲気を醸し出します。
「ラウンジ杉」ではゆふ高原のおいしい食べ物や飲み物、列車のオリジナルグッズが販売されています。
3号車は、「福岡・久留米」がテーマ。
高い仕切りに囲まれて半個室のような座席で向かい合わせの席は2名~4名まで座れます。
テーマカラーの”青緑”がさわやかな雰囲気を作ってます。
1号車と3号車の端には靴を脱いでゆったり過ごせる畳個室もあります。
出発して1時間くらいすると、お待ちかねの”特製お重弁当”が配膳されます。
この”特製お重弁当”は、福岡と大分の名店の味が日替わりで楽しめる魅力が詰まったお食事です。
この日は、大分のお店のフレンチでした。
日田杉製の二段重になっていて、蓋には小石原焼のタイルがのったアートなお重に入っています。
クルーの方の説明やその日のメニューが書かれた手書きのメニューもあり地元の素材を楽しみながら堪能できます。
また、車内にはアートがたくさん飾ってあり通路の大きな壁画から各座席にはいろんな作家さんのアート作品が
装飾されていてあちこちでアート鑑賞が楽しめます。
のんびり景色を楽しみながらお食事していると由布院駅へ到着。
由布院へ大きく迂回ルートを通っている久大本線。「一六曲がり」と呼ばれ当時、国に働きかけその歴史を
作ったのが列車名の由来となった「衛藤一六」氏だそうです。
さらに進むと一つ目の”おもてなし駅”である「天ヶ瀬駅」へ到着。
地元の方が歓迎してくれてスイーツや特産品を販売しています。
次の”おもてなし駅”は「うきは駅」です。
こちらでも地元の特産品販売や可愛らしい子供たちによる歓迎の歌とダンスもあり癒されます。
”おもてなし駅”以外でも沿線では、たくさんの方が手を振ってくれてほっこりします。
また、観光列車にある記念スタンプも3段階になっていて、1つ目は車内での基本スタンプ。
2つ目のは「天ヶ瀬駅」で緑の背景スタンプ。3つ目は「うきは駅」で青の空スタンプで出来上がり。
とっても素敵な旅の記念になります。
そんなこんなで車内、アート、風景、食事、おもてなしと楽しんでいると終点の博多駅へ到着。
約5時間ののんびり旅。日常の忙しさを忘れて贅沢な時間と空間を満喫してリフレッシュ出来ました。
みなさんもゆっくりゆったり列車の旅を楽しんでみませんか。