大野裕明先生と行く 皆既日食観測ツアー in インドネシア ≪現地報告≫

2016年3月6日~10に皆既日食観測ツアーが催行されました。
観測地の情報は以前の記事をご覧ください。
今回は観測日当日の様子をご紹介いたします。

前日の下見は快晴!
当社の皆既日食観測ツアーでは、観測日の前日の同じ時間に観測地へ下見に行きます。インドネシアの中でも雲量が多いとされるパレンバンですが、下見の際はインドネシアとは思えないほどの雲が全くない快晴でした!
ご参加の皆様は、三脚の位置や太陽の高さなどを念入りに確認をされていました。
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皆既日食当日
日の出よりも早く朝4時にホテルのロビーに集合し、観測場所へ向かいます。日中は大渋滞している道路も、他に車は全くなく、予定通り観測場所に到着しました。
真っ暗な観測場所ですが、全体を照らす照明を用意させていただき、安全に準備をしていただきます。
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日の出からすぐに第一接触が始まります。
しかし昨日の快晴とは一転、空全体に雲がかかってしまっています。
観測の準備は万端!あとは雲が晴れて太陽が出るのを祈るのみです。
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第1接触~第2接触
残念ながら雲がかかったまま第1接触になりました。
太陽はまったく見えません。全員、空を眺めたままじっと待ちます。
第2接触の時間が迫ってきました。
相変わらず雲はかかっていますが、次第に雲の合間から太陽が見えるようになってきました。
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いよいよ皆既へ!
まもなく第2接触、皆既になります。
厚い雲は徐々に薄れていき、太陽がよく見えるようになってきました。
大野先生がマイクでカウントダウンをします。そして、その時がやって来ました!
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ずっと雲が覆っていましたが、皆既の間だけ雲がなくなり、きれいな皆既日食を見ることができました。みんなで空を見上げて、一部では歓声が上がります。シャッターを切る人、日食グラスでじっと空を人、目に涙を浮かべる人・・・みんなそれぞれ日食を楽しんでいます。
添乗で同行した私も、実は生で見るのは初めてで、思わず涙が出てしまいました。
現地のバスのドライバーさんやガイドさんなども一緒に太陽を眺めました。
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第3接触~第4接触
ダイヤモンドリングが見られ、徐々に太陽が姿を現します。まだ興奮が覚めず、お互いに写真を見せ合ったり、感想を言い合ったりして余韻に浸ります。
皆既日食が終わると観測が終わったように感じてしまいますが、皆既日食が終わっても、第4接触が終わるまでが皆既日食観測ですが、また雲が出てきて、太陽が全く見えなくなってしまいました。
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観測の際は、大野先生がマイクを使って解説や、観測にあたっての注意、そして皆既になるカウントダウンをしていただきました。
初めての方でも安心して観測をしていただくことができました。

ご参加の皆様、ありがとうございました!
また次の日食ツアーでお待ちしております!